歯周病には4つのランクがあり、それぞれの症状により治療法も異なります。
歯と歯肉の間から入った細菌(歯垢、歯石)が歯肉に炎症をひきおこす。
歯肉は赤く腫れ、出血し易くなる。
細菌が歯と歯肉の境目からわり込み、歯と歯肉を離れさせる。(歯周ポケット)
歯と歯肉の境目に付着した細菌が、歯の根の面に沿って根の先へ侵入し、繁殖して臭いを発する。(口臭)
さらに、歯肉の中にある歯槽骨を溶かしてしまう。
ポケットからは、常時血やうみがにじみ出ている。
歯肉はやせて下り、歯槽骨はほとんど吸収されてなくなるので、ついにはグラグラと動揺し抜け落ちてしまう。
キュレットを用いて、歯根面の歯垢、歯石、壊死セメント質を除去して滑らかにする。
歯肉と歯の境目にブラシを45度の角度であて、歯周ポケットの中にブラシの先を入れてやさしくふるわせる。
細い針金の周囲にブラシをつけたよ うなものです。歯ブラシの毛先が入りにくい歯と歯の問、歯茎の近くを きれいにします。すき間にいれて前後します。かなりの歯垢や食べカス がとれます。サイズはS.M.Lなどいろいろありますので自分にあったものを選び、入らないところには無理に入れないようにします。