歯を失ってしまった患者さまが、物を「噛む」という大切な機能を取り戻すために、当院では保険診療でも「しっかり噛める」入れ歯をお作りしています。より快適な入れ歯をお求めの方には、自費診療の特別な入れ歯も各種ご提供していますので、まずは一度、お気軽にご相談ください。
「噛む」という行為は、皆さまが考えておられる以上に重要な機能を持っています。食べ物を噛み砕いて細かくすることで消化吸収を助けるほか、あごを動かすことで顔周りの筋肉が鍛えられ、また脳に刺激が伝わって老化を防止する効果もあるのです。
歯を失った場合でも、この「噛む」という機能を取り戻せるようにと考え、当院の院長は入れ歯で著名な阿部晴彦先生の指導を受けました。そして、それ以来35年以上(※)入れ歯の治療に携わってまいりました。さらに昨年1年間の、入れ歯治療の症例件数は117件(※)に達するなど、豊富な治療経験を持っています。
お口にピッタリと合う入れ歯とは、入れ歯と歯ぐきの間に隙間がなく、ガタついたり外れたりしない入れ歯です。そのような入れ歯を作るためには、精密な型取りを行うことが何よりも重要なのです。
当院では精密な型取りが難しい患者さまには一人ひとり専用の「個人トレー」を作製し、精密な型取りを行っています。個人トレーとは、規格の決まった既製品ではなく、患者さまそれぞれのお口に合わせてオーダーメイドで作られた、歯型を取るための道具です。
また自費診療の場合には、変形の少ないシリコン印象材を使用して、より精密でゆがみの少ない型が取れるようにしています。
今お使いの入れ歯が合わなくて、「よく噛めない」「外れやすい」「歯ぐきが痛い」などの悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。
(※2023年現在)
当院では保険診療でもよく噛める入れ歯をお作りしていますが、保険では使える素材に制約があるため、見た目の美しさ(自然さ)や長持ちするか否か、装着したときの快適性といった観点から見ると、どうしても自費診療の入れ歯の方が優れているのも事実です。
そこで、より見た目が良く、快適で長持ちをする入れ歯をお求めの患者さまのために、当院では以下のような自費の入れ歯もご提供しています。
コーヌスクローネ | 歯の欠損数により異なる |
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残っている歯に金属の土台を被せ、入れ歯の側にも土台に合わせた冠をつけて、土台と冠をピッタリとはめ込んで装着します。しっかりと固定されるために、外れにくい入れ歯です。
ノンクラスプデンチャー (バルプラストデンチャー) | 160,000~300,000円(税別) |
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金属の留め具を使わない部分入れ歯です。残った歯にかかる負担が少なく、また見た目も目立たないというメリットがあります。
オーバーデンチャー | 歯の欠損数により異なる |
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インプラントを維持としてその上に入れ歯をつくります。磁石の力で固定する場合もあり、外れにくくしっかりと噛めるほか、金属の留め具がないため周囲に気付かれにくいのが特徴です。
金属床・部分床義歯 | 250,000~800,000円(税別) |
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歯ぐきと接する部分(床)が金属で作ってあり、耐久性に優れています。また床を薄くできるために違和感も少なく、食べ物や飲み物の温度が伝わりやすい入れ歯です。
金属床・総義歯 | 300,000~1,000,000円(税別) |
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使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型取り」を行います。
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。